PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 品がある質を求めた15年
2024/02/26 PARAT NEWS

5000年の歴史を持つはんだ、これをカン・コツでない

デジタル(ロボット化)はんだ付を実現させ、

環境保全に貢献できる自動車電装部品の後付け工程用市場に

貢献すると公言し、他のすべてを投げ捨て一意専心を決め込んだ。

早いもので15年が過ぎ、年商20億円までの商いを

お任せいただくまでになった。

開発初年度の2008年、リーマンショックで先行き真っ暗で

あった。1993年にナカテックが倒産し、

最強のサラリーマンを目指したが挫折、捲土重来で創業した1995年、

いきなりの阪神淡路大震災。

肩を叩かれる齢(よわい)53からの挑戦であったが、

自己資本比率80%以上の超優良企業として成長できたのは、

    1. 度重なる「0」からの旅立ちによる不退転のWILL。
    2. プレスメーカから専用機メーカとして幅広い工法を開発してきた50年間のキャリア。
    3. ブランドメーカに成りたいという強いあこがれ。

ブランドメーカに成りたいという強いあこがれ。

以上が原動力となりしつこく粘り強く立ち向かった結果。

 

いい市場、いいお客様、スタッフ、仕入先様に恵まれたのは

偶然ではない、求めたからこその必然性。

思いだけでは商いは成立しない。

いいお客様は、良い商品を求める。超一流のメガサプライヤーに

狙いを定め、商品をスパイラルアップさせ進化を得た。

  1. 高品質はんだ付工法の実証、普及。
  2. 生産性向上のためにメカトロ機能見直し。
  3. 高熱量ヒータの開発。
  4. 一列多点同時はんだ付工法の確立。
  5. お客様の100の要望を織り込む。
  6. 多列多点同時はんだ付工法発表。

センサー、ソナーから始まり、ミリ波レーザやインバータまでの

はんだ付と二年に一度のバージョンアップを繰り返し領域を

広げた。思い出すだけでも背筋がぞ~っとするくらいの

不良との戦い、二度と経験をしたくはないがものづくりに

携わる以上品質との戦いに終わりはない。

 

スパイラルアップさせるには健全な財務状態があってこそ

脇目も一意専心出来る。財務状態は大手信用調査会社

に開示、上場企業並みのコンプライアンス遵守、実質無

借金を達成したCOOの経営手腕を発揮した15年間を

次回振り返ることにする。