日銀短観によると、 2023 年度の設備投資計画では、
大企業製造業は前年比+ 5 .8% と例 年並み。
短観のサンプル数は大中小の製造業・非製造業の約
1万社、調査から公表までが早いために経済指標とし
て注目されている統計である。
急激な販売増は設備メーカにとっては、ヒト・モノ・カネ
とすべからずに七顛八倒しながらの苦痛が伴う。
PARATでは短観でなく年末に、1年間の投資動向を
独自にユーザヒヤリングと前年実績を元に備える。
急激な売上増に伴う苦痛を和らげる為に脳に汗を搔
きながら利益を得ているのである。
今期は対前年度比1.5倍の販売額15億円が見込ま
れている。自動車部品メガサプライヤーの電動化・自
動運転化分野への積極的な設備投資によるもので
ある。
年商15億円、スタッフ30人体制を数年前からイメー
ジしていたが現実は突然やってくる。
今日現在は、周章狼狽(しゅうしょうろうばい)してい
ないが、GWまでは、最大限の危機感を覚えながら
ヒトとモノの質と量担保するために役員が二人が役割
分担しながら八面六臂。
乱れる売上、仕入れをいかに平準化するかが経営手
腕。売上をスキルで割った数値が一定であれば安定
する。
言い換えればいかに年商5000万円/人を安定して、
実現するか、答えは一つ、スキルを向上のみ。
限られた人(SKILL)に頼りすぎれば属人化し、時間と
ともに劣化し、リスクが頂点に。
前提として、会社と製品のスキルを向上させてこそPA
RATのネバーエンディングストーリーが成り立つ。
三つのスキル。
1.COMPANY SKILL:潤沢な資金とDX化。
2.PRODUCT SKILL:標準化。
3.STAFF SKILL:明るいWILLで戦力化。
1&2は、3によってもたらされる。
3は、1&2が整うとともに明るいWILL達がPARATの門
を叩く。
PARATの社歴が短いスタッフをいかに育てたか、いかに
採用し、超優良企業へと成長させていっているのか。
来週に続く。