大阪上本町駅地下プラットホームからから地上
に上がる、生暖かい空気と供に、内耳(ないじ)
の一部である蝸牛(かぎゅう)に夏が届けられた。
「センセンセン…」クマゼミ参上。
透明の綺麗な羽だがやかましいので軽んじて
いるが、いなくなればそれなりに寂しくもあり、
梅雨明け頃には鳴き声を待つ自分がいる。
蝉の音読みが「セン」、とすればクマゼミこそが
THE SEMIであると言われるだけはある。
夏休みに帰省していた和歌山県日高町、井戸水で
冷やされた西瓜も楽しみであったが、柿の木に
群がる蝉達の声に「たも」を用意しての昆虫採集、
当時は「ミーン、ミーン」が主流だった。
「ぱらっといきまひょ 今は少数派だが、GWが変化点」
2023年3月27日に配信。
「就業制限や入院勧告があり、3月は受検・卒業・
入学と重なる事や、去年の12倍、10年に一度の
花粉の飛散状況を鑑みればこの時期には日本人が
保守的な行動を取る事を容易に判断できる。
マスク普及をイノベータ理論考えてみると、7月頃
に漸く90%の普及率(マスク外す率)と見る」
と記されていた。
都会では、予想通り90%以上がマスクとおさらば
している。人口密度が低い地方は不思議な事に
いまだに老若男女問わず50%程度。
但し、地方の綺麗な空気を吸いたい観光客は100%
近くが口元すっきりで、肺一杯にオゾンを
吸い込んでいる。医学的、科学的でない現象に
不思議を感じる。
お上や、お店のマスク姿の影響も大きく思える。
20代のスタッフ二人が、コロナに感染し、休んで
いる、5類感染症移行後なので元気なれば
出勤くださいとなるのだが一人は、休んで
一週間近くになる。
厚生省のウエブサイトには「発症2日前から
発症後7~10日間は感染性のウイルスを
排出しているといわれています」説に頷く。
二人は濃厚接触者でない、他の者には感染が
拡がっていない。感染症はコロナだけでない、
これだけ衛生的になってもウイルスは共存する。
アスファルトに覆われた都会でも、蝉は気温が
上がれば夏を告げる、これが自然。