PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 鬼に笑われてなんぼのもん
2023/10/23 PARAT NEWS

「来年の事を言えば鬼が笑う」

来年は、2024年で、再来年は2025年である。

更に2050年までにあーやこーやと論議したり、

方針に織り込んだりしている。

鬼からすれば、さどかし臍(へそ)で茶を沸かし

笑い転げていることだろう。

経営者は鬼に笑われる因果なお務めである。

 

来年どころか、明日どころか、朝令暮改が

日常茶飯事。いやいや昼改、朝改もある。

「予想は嘘よ」、上から読んでも下から読んでも

「よそうはうそよ」。

 

「ええ加減やな」という影日向の声にもめげず、

「良い加減です」と明日に立ち向かう性。

 

2008年に、カーエレクトロニクス化が更に更に

盛り上がり、ましてや環境問題解決のためには

電動化は避けられない、「よっしゃ」

セラミックスノズル内でのはんだ付工法に

目を付け一意専心ではんだ付ロボットの商品化を

打ち上げた。

 

リーマンショック不況に見舞われていることも

あり、鬼笑われようが、グレーヘヤーのおじさん達に

冷笑されようが100億円市場創造とPARATの歩むべき

行く末の絵を背水の陣で描いた。

「今更はんだ付?、100億円?、自動車向け?、

はんだのド素人が!」というお言葉を

頂戴してあれから、かれこれ15年、歳のせい

なのか今は聞こえなくなった。

 

道標を頼りに道を行き交いする路傍(ろぼう)

の人から勇気を貰う、路傍の石のように年がら

年中寝っ転がりながら「ブースカブースカ」

道行く人々を評論しても始まらない。

もしかしたらこの鬼も道端に寝そべりながら

笑っとるのかもしれん。

 

野辺に辿り着くまで、鬼に笑われていたい。