昭和は魅力的であったが、ウザイところもある。

古希にリーチしたがそう思う。

「ウザイ」の元は八王子辺りの方言で、今は若者言葉。

語源は｢有財餓鬼（うざいがき）｣の下略とも言われている。

今朝も、古希は優に超えた男女が赤い旗を立てて

スピーカで自分達の思いを叫び、ビラを配る。

「ウザイ！」

あわただしく行き来する通勤客に対する毎度毎度

ワンパターンでのご活動を見ながらふと口に付いた。

辞書には「邪魔である、煩わしい、などを表す言葉。

不快さを表明する際などに用いられるとある」がその通り。

時間が有り余る人達が、時間がない中にセカセカ働く

人々の耳を奪い、通行の邪魔をする。

タイパ「0」に誰が振り向くかである。

合理化する事を生業としている身にとっては「ウザイ」を

無くすことも目的である。

標準化も「ウザイ」を無くする活動である。

この合理化や標準化も形骸化や陳腐化する、時代と

共にウザくなるのである。

先程使った「タイパ」は、タイムパフォーマンスの略で、

特にZ世代や共働き世帯などが時間を効果的に使おうと意識

している行動指針であり、「ウザイ」人や仕事は

「タイパ」が悪いとなる。

ある意味これが現在の価値観を表している。

昭和の魅力は次世代の価値観で評価される、

タイパが良好であれば振り向いてくれる。

PARATは果たして「タイパ」がいいか？

1.残業ゼロ　（Very Good）

2.組織がフラット　（Very Good）

3.目標利益が上がれば決算賞与　（Very Good）

未来人との価値観が合うところをPRする事を来年の

3月末までのリクルーティングポイントにしよう。

そう言えば、アフター5では皆さん、役員のポケットマネーだか

ら「NO！」がないと思っていたが、多分、いつも「旨い」から。

その上に、「仕事の話しゼロ」、「タイパ」無茶苦茶高い。

健康な会社はいい会社だが、やはりその上に健全であるべき、

学生たちに未来へと継続する会社としてのあるべき姿を

提唱してみよう。

＜次週に続く＞