コートの襟を立て寒風から身を守る季節が
漸く巡って来た。
昨年11月にOPENした梅田本社、中津LOGIX。
気が付けば1周年、難波工場の立ち退き、増加の
一途をたどる受注に対する経営判断をしていなければ、
今頃冬の「タラ・レバ後の祭りフェア」を開催し、
寒さに震えているところであった。
COOの面目躍如たる ディシジョンであった。
上町FAB1階はガラス張り、冬の陽光が現場を明るく、
暖かく包み込んでくれる。玄関の観葉植物も
5年経過、腰が折れた樹木の矯正を植木屋さんに
頼んだのだが「180°回転させて1年間様子を見てください」と
言われた。
なんと今や見事に背筋が通り直立不動、樹木が
光合成を為にお日様を求めたことが矯正となった。
植プロは自然の摂理をよく弁えている。
イソップ物語の「北風と太陽」を思い起こすお話。
コロナ明けの、いやコロナどころかインフルエンザも
猛威を振るうこの冬、自粛は何処。
そらそうよ、死にたくないよという恐怖心、いや防衛反応
がそうさせたのだが、知見を得ることができればマスクや
自粛の見直しが掛かるのも当然。
飯を食うことで生きる、通常に戻し頑張るのも、
補助金不正で一時の快楽を求めた人が行き詰るのも
自然の摂理。
11月中旬から、ジングルベルが耳に届き、スーパーには
お正月飾りと前宣伝が目に付きだした。梅田本社の
グランフロト大阪は10年目のアニバーサリーイヤー。
メリーゴーラウンドをモチーフとした高さ約12mの巨大な
クリスマスツリー「Joyful-Go-Round Tree」の中央部分
オブジェが回転し、幻想的できらびやかなライティング
ショーが11月9日から繰り広げられている。
オリックス、タイガースがパレードをした御堂筋も
兵(つはもの)どもが 夢のあと。銀杏の実も完熟の
自然落果を終えたころから世界記録に認定された
「御堂筋イルミネーション2023」が始まる。
元気になる、元気づけるイベントは単調なる生活に
ウキウキする感動を与え喜びを醸し出してくれる。
ありがとう。