1月9日が初出、スタッフへのメッセージとして
「有望市場を勝ち取って来たPARATの成長戦略2024」
と銘打ってパワーポイント20頁に渡る
プレゼンテーションを行った。
狙いは、PARATでの社歴が短いスタッフへの
年商15億円まで成長したRZノズル式はんだ付
ロボットヒストリーと25年ほど先の2050年市場を紐解いた。
その保証はされていない市場を基に目の前に見えて
来た年商20億円までのCEO&COO成長戦略を
スライドに纏めた。
25年先にはこの世には存在しないだろうが、
今を営む責任者として25年先までの
ネバーエンディングストーリーを綴った。
このRZ物語は15年前まで遡る。
2008年、54歳にして追い込まれての新製品開発。
携帯電話用カメラレンズモジュール生産設備での
上場を目指していたのだが、日本製携帯電話メーカの
相次ぐ撤退による投資減の中で海外メーカに活路
を見出したのだが東大阪の零細企業が立ち向かえ
相手ではないと1億円の損切をし、この事業を
GIVE UP。前門の虎から逃げたのはいいが、
後門の狼,ファンドからの「どうするの」、
追及が頭痛の種。
世の中にはお金儲けできるネタはゴロゴロ転がってい
るが経営の蹉跌を1993年に経験している者として
は終の挑戦として慎重にならざるを得ない。
藁にも縋る思いで新規事業で起死回生の逆転を
求める、やはり出来得る中での計画がベスト。
市場は、十数年間門前の小僧として学びを得た、
TOYOTA系自動車部品業界に狙いを付ける。
商品は、排ガス規制関連部品の設備開発に従事
した経験を踏まえ、1997年京都議定書で決まった
CO2排出ガス量規制を踏まえた電動化に貢献す
るとした。奇しくも、発明家のアイデアにあった
セラミックスノズル内でのはんだ付に注目、
車載用パワーデバイスへのはんだ付に困っていると聞き、
発明家から製造権を買い取り、自動車業界向け
高品質ノズル内はんだ付の商品開発に一意専心した。
不退転の覚悟を示すために打ち上げたのが
「100億市場の創造」大きく出たものだ。
15年間で年商15億、いかにして市場を得たのか?
25年先のRZ市場はどうなっているのか。
来週に続く。