PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 運否天賦、有りの儘に活きていく
2024/11/04 PARAT NEWS

「ぱらっといきまひょ」と1995年1月1日に立ち上げたPARAT、

早いもので30周年、己も古希を迎えるまでに幾年(いくとせ)、

誰もが感じる様に「あっと」言う間に過ぎ去っていった。

70歳になってまでもしがみ付きたくなかった社長業、2021年に

は終(つい)の隠れ家的仕事場として会社を興していたのだが

3年間休眠中、お友達を集めての隠れ家ごっこをしていた。

後継者が居て初めて無罪放免の想いが叶う。

幸せなことに2008年から始まったRZノズル式はんだロボット

事業と共に歩んでブランドメーカとして成長進化させてくれた

COOがその任を受けてくれる事となった。

ぎりぎり迄逡巡しいた様だが決断してくれた。

 

役員定年は、70歳と定められており、形式上何も問題ない。

又、実質無借金経営なので、民間金融機関からの借り入れ

もなく政府系金融機関からの拠点取得による不動産投資借

り入れのみで無担保無保証状態、何のしがらみもなく事務手

続きを粛々と終えた。

スタッフへ最後のメッセージをTEAMSで伝え去る。

70年の人生の振り返りと、PARAT30年の歩み。新CEOの

経営理念を伝え、セレモニーを静かに終えた。

 

めでたしめでたしで終わらないのは突き付けられるものづくりの

現実。名誉顧問として残るならば退任OKの条件が付いて

いた、お役に立てる事があればと快諾した。

 

名誉職とは名ばかり、ちゃんとしたミッションが顧問弁護士の

リーガルチェックを終えた契約書に記されている。

  1. 必要に応じた経営支援
  2. 引き続きパラットニュースの配信。
  3. 業務支援。

必要に応じたが味噌、必要無ければ無罪放免である。

マネージャでなく一プレイヤーとしての参画、

ちゃんとキラーパスを返す事を心掛けよう。

社内では名誉会長と呼んでくれるみたいである、望み通り

自治会の会長より軽い位置なのでこれも首肯した。

 

目の前は短大の林、南に目をやればチャペル、その向こうに

は神戸港、ここは六甲山の麓、時よりほんまもんの鶯の鳴

き声、たまに鳴り響く客船の汽笛。

この地で、お客様と、仕入先、スタッフの安寧(あんねい)を

祈願しつつ一人会社ごっこで安息を得。

運否天賦(うんぷ・てんぷ)、有りの儘に活きていく。

 

まだまだ続くパラットニュース。