PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 人間万事塞翁が馬、意志の赴くままに2 
2025/02/24 PARAT NEWS

サラリーマン生活を辞して、意気揚々と旗揚げと行きたいとこ

ろだが現実的には何の売上保証もなく再び、その時点では

ものづくり会社を勢いで起業しただけだ。

分厚い不安にサンドイッチされた、薄い薄い希望、ゼロからの

起業準備はそれなりに不安を頭の片隅にしまい込む効果が

ある。田原社長から一本の電話が入る。「叔母が祇園でお

茶屋をやっていまして、創業祝いで席を設けましたので」。

 

花見小路一力茶屋の右斜め前に位置する祇園「つねや」の

座敷に上がった。お料理が運ばれてくる、女将が「おいでやす、

今日はぱらっといきまひょ」。

「ぱらっといきまひょ?」と鸚鵡返し。

「肩の力を抜いて遊んでおくれやす」

「鉄工所の息子に生まれ、一生懸命いちびりながらものづくり

に猪突猛進してきた、5Kと言われものづくりに人が来ないと快

適工場を就航した挙句に今、又、暗黒かもしれないものづくり

に足を突っ込んだ、そや<肩の力抜いて事業に取り組もう>と

創業メンバー3名にまくしたてた。

会社名は「ぱらっといきまひょや!」

そのお座敷で、社名が決まった。

 

「おたのもうします」頭を畳に着けんばかりのお辞儀、舞妓さん・

芸妓さん・地方さんが座敷やってきた。

「月はおぼろに東山♪」三味線の音に合わせて唄い、舞い踊る

。あくせくした毎日を送り、今まで経験したことがなかった、粋な

旦那衆のお遊びを今味わえている。

分厚かった不安は薄くなり、薄かった希望は大きく膨らみ光が見

えてきた。楽天的マインドが蘇る。

うだつを上げてくれた田原社長に深々と頭を下げ、強烈な思い

出をお土産に席を立つ。

 

1995年1月1日に「パラットドゥ」が無事創業した。

 

<人間万事塞翁が馬、意志の赴くままに3 >

破産者は取締役の欠格事由で社長になれない(2005年か

ら問題なくなった)ので個人会社からのスタート。

その年の秋には株式会社に・・・・・。