PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょ 人間万事塞翁が馬、意志の赴くままに4 
2025/03/10 PARAT NEWS

自己破産手続により免責許可決定を得られた、いざ法人

化行きたいところであるが資本金をいくらにするかであるが、

当時の税理顧問は有限会社や資本金1円を推奨してい

たが聞く耳を持たなかった。

優良企業との商いを前提としたので資本金1000万円と

した。免責されたとしても銀行融資を得ることだ出来ない、

さてこのお金どこから調達するかが課題であったがナカテッ

ク時代の経営の経験から勝算はあった。

丁度、松下電子部品社からナカテックの装置がタイへ輸

出される事となり装置のチューンナップを依頼され、仕入れ

が少なく実入りが多い売上があった。お客様は、15日締

めの当月末現金支払い。PARAT DOは、末締めの翌月

末現金振り込み、15日間お金が1000万以上口座に寝

る期間を発見。法人口座を銀行に開設し、個人会社から

1000万を振り込み資本金として使えた。素晴らしいアイデ

アのお陰で株式会社PARAT DOを設立できた。

二度目の社長就任、過去を活かしていけばなんとかなるも

のである。

今期30周年のPARAT、3月末の決算数字は、年商25

億円、自己資本比率80%以上という超優良企業として

今期も無事終えられるという報告を受けた。

実質無借金経営である、銀行への保証者や担保設定不

動産もない。二代目以降の経営者が破産に怯えることも

なくビジネスに一意専心できる環境までに成長できた。

 

<超優良企業になるまでの道1>

40年間経営者としてものづくりに向き合い、事業をHOP、

STEP、JAMPの三段跳びで幕を下ろした。

いかにして、過去の経験を活かして電動化・自動運転化に

欠かせないRZはんだ付ロボット事業を立ち上げたか?

次週に続く。