「お経を唱えますが、途切れることが有るかもしれませんがご容赦ください」
十七回忌法要を営むために仏壇の前で居ずまいを正す4月1日から住職になる僧侶。
強い花粉症の薬の影響らしいが列席者一同も症状の差はあれ多かれ少なかれ罹っている。
今期の売上は対前年度比1.3倍の9.7億円での決算数字となる見込みの中、RZはんだ付ロボットの9割を取り扱ってくれている2社の商社マン17人が難波工場に集った。
目的は自動車業界が「100年に一度の大変革」を迎えているにあたり年商30億円を達成するための戦略会議である。
両社には担当者は勿論、役員も参画して貰いプレゼンテーションを実施。
トヨタ自動車のお膝元である愛知県に本社を構えるワシノ商事常務には自動車業界や精通している工作機業界含め今後の動向を資料を基に、親会社が富士電機でパワー半導体を取り扱っている宝永電機にはパワー半導体の自動車用、産業用、民生用別の5年先までの販売動向を基にPARAT製品との関連性含め発表していただいた。
これが結構おもしろかった。
自動運転、電動化に欠かせないRZはんだ工法。
2050年まで業界のデファクタスタンダードとしての想いを一つにして未来創造をPARAT-CEOが訴え掛ける。
お客様の現場は合理化がどんどん進化し資本集約型、設備開発に従事する業界は取扱い商社含め労働集約的。
日本生産人口(15~64歳)は現在7600万人から2050年には5000万人と激減する。
それは内需が激減し、ヨーロッパ型の大きな貧富の差味わう事になるという意味である。
労働集約的我が産業は僅かな労働力で工場を稼働させる装置提供業なのに外国人を受け入れない限り今後成り立たなくなる、それには無理がある、知恵を今絞る。
組織に頼らなくても結果が出せる一匹狼、人手不足の折には限界であり却って足手まとい。
これから広がる市場に向かってしっかりとしたコンセプトで市場を創造し過去の実績と「つなぐ」事でシナージ効果を上げる。
「新しきを温(たず)ね、故きとつながる」RZ事業。
4年前にも販売会議を実施した。
驚く事に今期の成長を裏付ける計画であり、販売先ラインナップであった。
未来市場へ先手を打つ、棚から牡丹餅は降ってこない、経営陣が新市場現場で陣頭指揮は必須。
今は無き松竹新喜劇座長の藤山寛美が利用していた「中座」の目と鼻の先にある民芸酒場「牧水」でKickoff。
3年後の計画として20億円が記されていた、2022年の販売会議で目論んだ面々と杯を重ねることを楽しみにしておひらき。
情報誌2冊、お彼岸、おはなまつり、開寺した蓮如忌法要と大阪府八尾市では500年の歴史が有る由緒あるお寺であるが千客万来を願うイベントが目白押し、坊主丸儲けは昔話。
歴史を紡ぐ努力の賜物に合掌。
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*RZ情報誌もアップしました。(Vol1~5)
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出展します。
◆中小企業経営強化税制(投資促進系の優遇税制)
が創設されました。
RZはんだ付機は証明書を発行できます。
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他の機関には開示しておりません。
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