ゴールデンウイーク(GW)の中日である5月1日、CFOより23期の承認用の決算書を開示された。
増収増益の素晴らしい数字にホットする。
収支は事前に把握をしており、3月末には2014年より始まった決算賞与を6年連続支給した、経営者として幸福感を味わう。
決算書で見るBS/PL(貸借対照表/損益計算書)は勘定科目が記されているので電卓を片手にGW中数字を和差積商しPARATの健康診断ができる。
15期(2009.4~2010.3)から販売されたRZはんだ付ロボット(旧ブランド:アクエリアス)、初年度の売上は0.25億円、23期は7.03億円と28倍となり対前年度比130%増であった。
純利益を総資産(ROA)、自己資本(ROE)で割ってみた。
PARAT-ROA>10%、PARAT-ROE>15%と優良企業指数を大きく上回った。
自己資本を総資産(資本)で割って自己資本比率も求めてみた。
59.908.・・%と表示部された、3億円もの建物・投資をしたのだが優良企業領域である、今期は再度理想領域の70%超えを目指す。
現在のビジネスは効率的に行なわれ収益性が高いと少しばかりの安堵を覚える。
日本は欧米よりROAやROEより劣ると言われたが構造改革が功を奏しROAは2016年に僅かだが米国を抜いた。
中小企業も大企業並みにグローバル化の波の中にいる。
今は昭和で無い、平成も終わりを告げようとしている。
企業にとって誰も助けてくれないのだから経営の安全性は必須。
メーカにとって技術力を問われるが、実現性と収益性を担保できなければ商品及び担当者の技術力が無いに等しい。
財務分析からその会社の技術力が読み解ける、技術力は開発や生産現場だけでない会社全体で磨いていくものである。
経営の安全性が高いPARATは今のところ技術力が高いと言えるがこれはRZ開発の歴史に依るところが大きく今が高いとは言えない。
企業規模が大きく成れば好き勝手にルールを無視するものが現れガバナンスが利かなくなり効率が悪くなるのが常、歓喜のよだれを垂らして現状を諸手を挙げて喜ぶ事が出来ない、好事魔多し。
いつまでたっても経営は安心できない、因果な稼業、だから面白い。
5年先にも優良企業であるためにRZ-MULTIの開発に余念がない。
当初、5点同時はんだ付であったが10点でとのユーザからの要望に応えている。
GW前、ユーザ立会の元、見極め治具での実験でいきなり好感触を得る。
次回、6月中旬にしっかりとデータ化し年内実用化の目処を付けようと決議された。
「ちょっと待てよ、中旬って」と担当者の上司である一葉さん。
「もしかして、新婚旅行?」とOyajiが茶々を入れる。
奈良学園前出身の担当者TAKASHIさんがニタリ、バルセロナ周辺でハネムーン、全員でコングラチュレーション。
5月2日には実家に帰るついでにと評価用のワークをわざわざ上町工場に持ってきてくれた、ありがたき幸せ。
RZ工法と組み合わせれば最強のヤニ入り糸はんだIJIRAQの採用に積極的に関わってくれた女性エンジニアがご懐妊。
慶び事とともに開発が進む。
数字を追っかける稼業、そのプロセスに仕事人達の生活が映しだされる。
************************************************************************
NEW◆2018年RZグローバルキャラバン
・北米キャラバン 5月10日~17日 PARAT&WASINO共同企画
村田勝紀・柴田昌朗・鈴木雄太がテネシー、イリノイを廻ります。
NEW◆第一回名古屋ネプコン・ジャパン2018に出展します。
・2018年9月5日 [水]~7日 [金]
◆中小企業経営強化税制(投資促進系の優遇税制)が創設されました。
RZはんだ付機は証明書を発行できます。
◆PARAT経営情報開示について:
帝国データバンクに対し決算書渡し、開示をしております。
他の機関には開示しておりません。
**************************************************************************