2022**PARATウイクリーハプニング**2022
今年は2週間ほど前から庭木のクマ
ゼミが力なく鳴きだした。
今年は梅雨が無かった、正確に言う
と統計開始以来最早(6/28)・最短
(14日間)の影響だろう。
前年は、
「空が風雲急を告げ、閃光で埋め尽く
され激雨に見舞われれば蝉が鳴く」
書いていた。
5年前まで遡ると、
・2021年7/19「蝉プロの域を越える」
・2020年7/20「蝉力が夏を運ぶ」
・2019年7/28「蝉に献血を勧める」
・2018年7/23「鳴りを潜める蝉」
・2017年7/24「存在感示す雄蝉」
送信日の前週に鳴いているのだ。
蝉達は、気温だけではないらしい沢
山の雨をいただいて始めて一斉に羽
化すると言う。
今年は、気の早い蝉だけが土から這
い出し、鳴いているので迫力がない。
気温はぐんぐん上がっているのだが合
唱しなければ「夏の到来」を感じない、
期待外れである。
「鳴りを潜める蝉」、2018年も梅雨
明けが早く、雨が少なかった。
週明け、雨がそれなりに降った。
雨後の蝉、朝一番に一斉に鳴き始
め存在感をようやく表し、生きる掟の
従順さを教えてくれた。
泣き声に促され会社と反対の方向
に舵を切る、現場に行かねば。
車内では、
「高1はイケメン狙いで学校来てるよ
ね」
「押して、押して引いたら一コロよ」
他愛もない女高生の会話に平和を
感じる。
朝一番から、操作パネルのデザインで
会議招集されている。
近鉄大阪線から奈良線、生駒、学
園前、次駅が蝉に促された現場。
8時前にだが早朝からの現場検証
の名残か、私服警官が検証中、献
花台にも目を光らせる。
晴れ男と言われた心の共に向き合う、
朝の日差しに大粒の汗が至るとこか
ら溢れだす。
うず高く積まれた献花、メッセージに
目頭を熱くする。
「・・・・・・・・・・・・・」