PARAT NEWS

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ぱらっといきまひょparatnews221114 調達を極めればビジネスチャンス
2022/11/14 PARAT NEWS
2022**PARATウイクリーハプニング**2022
グローバル体制によるサプライチェーンが構築され世界中から潤沢にQCDが安定した製品が供給されるというのが今や神話になった。
2020年辺りから当たり前が当たり前で無くなった。
よって調達能力によって大きく経営が左右され、今日この頃から明日まで大混乱。
2017年3月に発売された日経ビジネスの記事に「調達業務は真っ先にロボットに置き換えられる?」とあり調達要員は要らないと結論付けられていた。
ものを揃えてなんぼ?揃えば90%完成したとしてきた者として疑問に感じていた。
もっとも、今は記事の様にボタンを押せば簡単に物が揃うと勘違いしているビジネスマンが多数を占めている悩ましい現状を憂う。
利は元にありと船場の商人はよく言ったものだ。利益は適正な仕入れで生まれ、最適な品を仕入れる。
しかもできるだけ有利に適正な値で買う。そこから利益が生まれてくると説く。
適正な値これが難しい。近江商人は「売り手良し」「買い手良し」利益が出れば社会に還元し、
「世間良し」、3方良しが経営の基本と教える。
サプライチェーンはまさに3方良しがコロナや戦争で崩れ去ったともいえよう。
人類が生きて行くためにはモノが必須、モノをICTで最適に運んでくる技術は更に高度化するのだが、モ ノが始まりとなる。
ICTの僕でなく現場・現物・現実に照らし合わせたモノの調達を極めれば世界をリードできる。
そこから新たなる市場が産まれ、生産やシェアリングが始まる。
日本はまんざら捨てたものでない、 海があり山、川、肥沃な土地もある。
ものづくりのDNAもまだまだ絶えていない。
生きているコトや経営するコトでカオスを知る、カオスが苦手なICTの彼方向こうで我々は生きている。
ぱらっといきまひょ。