会社でお弁当やお茶を冷やす程度だからと未使用

展示品を購入した。

＜結果＞「安物買いの銭失い」を招いてしまった。

スリムでデザインが良い「AQUA」16万内外が10万円

で入手できるので飛びついた。

本社の冷蔵庫がたった半年余りで冷えなくなった。

原因は冷媒であるフロンが漏れ出したからである。

重欠陥であるので通常は５年のメーカ保証を付ける

のだが展示品としてメーカが再生しているので保障

外だとハイアール社から連絡が入る。

修理代は入れ替え、引き取り含め10万円位掛かる

が、新モデルを代替品として9万1千円でさせていた

だきますと提案してきた。

それでもいいかと思ったのだがなんと、

「保証は付きません」。

「なにー！」一瞬にしてブチ切れて言い放った。

「メーカで展示品として市場に出した未使用再生

品やで、よく聞けば3ケ月しか保証しない代物。

半年でガス漏れ、信用を失った品質に不安ある冷

蔵庫、なんで保証付かない物を提案してくるんや」

、「がっちゃん」。

直ぐに、国産メーカを選定し、延長保証も5年付

け10万円以下で代替品を手配、本日設置完了。

冷えない冷蔵庫は、はんだ付できないロボットと同

じ、大型ゴミ。

世の中には教訓となる言葉が溢れている。

「値切りて高買い」「安い高いは品による」「安い物

は高い物」「安かろう悪かろう」「安物買いの銭乞食

」「安物に化け物が出る」。

半世紀以上生きて来てこの様、恥ずかしい限り。

重欠陥を引き起こすコンプレッサー故障と冷媒配管

のロウ付け（異種金属接合）不良。

昔は軟ロウ（はんだ）であったようだが接合強度に劣

りガス漏れが多かった為に硬ロウ（銀等）で接合する

ようになったというが。

ロウ付けは手作業、十二分に品質管理しないとい

けない工程。信頼できるメーカ品を選ぶのと、十二分

に保証してもらえるメーカに限る。

ちゃんとしたメーカは重欠陥なら5年間保証してくれる

、ここも選定POINTだ。5年に一度買い換えるのもあ

りだ。

ロウ付けされた「安物買い」、再発しないように肝に

銘じてこの件は終了。