便利な仕組みでもイレギュラーな対処には手間が
掛かるから学ぶ。
ICOCAのデポジットを返却してもらおうとしたのだが、
使い込んでいるためにデータが読み込めないので解約
できない。
手作業での再発行したカードによる手続きとなった。
窓口のご案内に従ったのだが、たった500円戻して
もらうためにサービス元、ユーザともなんと手間がかかる
事かを実践してきた。
まず気づいた事は、自動券売機の台数が増え、
機能アップしている事により窓口スタッフが少数精鋭。
故に窓口で待たされる時間が長い。
自動改札含めたゆまない合理化投資のお陰で無人化が
進んでいるが、トラブルが発生するとその解決
は全て人海戦術となる。
安全運行とトラブルに対する最適な対処には人を
掛ける必要がある。
「カードの再発行は券売機で」と窓口の二人が大きな
パウチされたマニュアルを読み上げながら作業開始。
「すみません、500円要ります。終了後返金しますか
ら」、意味不明の手間。担当者不在の窓口に並ぶ乗客が
厳しい目でこちらを睨む。
窓口がいつも一杯で何度も出直してきたのだから勘弁
してね、とその人達に無言で詫びを入れる。
ゴールデンウイーク前後から来客が増えている。
2025年以降に販売される新車対応自動車部品用
のはんだ付評価サービスのRZ-ANSER TESTも
賑わって来た。具体的には、電動化、自動運転化の
需要が中心。
半導体や制御部品の品不足も一服感があり、
生産も回復してきている、RZはんだ付ロボットの
消耗品需要も回復。
四半期の売上は、予定より20%程少ない。
7月は2億円を越え、過去最高の月次売上、年商
15億円軌道に乗ってきた。
単価の高い、設備物であるので乱高下が有っても
不思議でないが、計画的に設備投資を実行される
Tier1様の計画性の高さのお陰で売上が安定。
経営者にとってなによりのご馳走である。
投資計画も、2024年は勿論の事、2025年までの計画も
耳に入ってきた、常に備えよである。
好況に対応するために、積極的に人材採用を行って
いるが即戦力の人材採用はあり得ない、戦力化までには
時間が掛かる、掛ける必要がある。
人材は常に不足する、標準化出来たものはどんどん
合理化して凌いでいくのだが合理化するためにも
優秀な人材が要り、合理化から外れた業務にも人材が要る。
合理化による余剰人員は合理化できない、してはいけない
作業への再配置と再教育を行う必要がある。
はんだ付作業の合理化設備開発業者として、余剰
人員を活用する事によりお客様の付加価値を向上
させるサービスを提供するのも一考。
クレームや要望と言った声を集めてデータ化、AIで
整理整頓させ、ベテランに監修させCHATBOT対応
させれば合理化の溝は埋められる。
まだまだ人として知見を集めてやることが沢山ある。