PARAT NEWS

PARAT NEWS
ぱらっといきまひょ 「ぷち」を考えてみるVol.1
2023/08/28 PARAT NEWS

崖っぷちの人生とよく言うけれど、どの辺りまでが「ぷち」

なのか今ひとつわからない。

命に関わるようなん危険な切り立った所の縁(へり)に

いる様な状態を言うのだろうが、安全柵が設置されて

いたり、命綱を付けた状態では怖いけど命には関わらない。

 

怖ければ崖っぷちに行かないし、観光で恐る恐る東尋坊の

崖から目が回るような海を見て「ジャンジャンジャーン」

火曜サスペンス劇場オープニング曲(フラッシュバックテーマ)

が流れてくる程度の「ぷち」もある。

 

しかし、人生での崖っぷちは目に見えなく、相撲の様に

徳俵があるのかも分からずズルズルと奈落へ。

 

はんだ付ロボット販売するにあたり、有償評価試験で

はんだ付条件を求めることができて始めて

注文をいただく事にしている。

サービス名はRZ-AT(Anser Test)、RZはんだ付ロボットで

良品はんだ付出来るか、出来ないかお答えするもので

あるから「Anser Test/AT」と言うサービス名とした。

 

はんだ付工程条件を求めるために、プロセスウインドウ

(Process Window)と言う製造プロセスの一連のパラメーターを

含むグラフを使用する。

良品が求められる領域と不良品が出現する不安定な

領域をプロットしていく。

新製品評価が多いので中々n(数量)はいただけない、

良品と不良品の境界いわゆる崖っぷちをいかに効率よく

求めていくかがRZ-ATのポイント。

良品領域の真ん中が条件であるので、その領域が広ければ

広いほど外因によるバラツキを吸収できる。

 

この領域を大きくするのははんだ付時間や伝熱温度

だけでなく、製品やノズルの設計変更を促し最適化を

図るのもRZ-ATの仕事である。

 

楽しいや自由と言った領域を求めるにはつまらないや

窮屈を味わってこそ自分なりの大きな領域が求められる。

環境や価値観の変更を促せば更に最適化され大きな

エリアが得られる。

 

安定した経営を求める。

経営は現場のキャリアの到達点、ほとんどの人が初めてに

挑戦する。「ぷち」は、経営の蹉跌(倒産)で知ることができる。

この「ぷち」は、死を招く事もあり沢山の悲劇も伴うことがある。

蹉跌を経験し、リベンジを果たした者として「ぷち」が

見えているだけに肩の力を抜いて経営に向きあえる。

<次週に続く>