59年振りの関西ダービー、なんば線シリーズ
とも称されたプロ野球日本シリーズが始まり、
1勝1負の互角の戦い、関西経済が元気
なればと願う者の思う壺。
日本全体の経済効果は約1449億円と
試算されている。人が景気を隅々まで
運んでくれる、大阪万博も多方面から
くさされている(扱き下ろされる)が
決まった以上なんとかせんとあかん、
ダービーで盛り上がれば景気が付く、
評論は口が疲れるだけで腹は空かん。
阪神・南海・近鉄・阪急を私鉄在阪4球団
と言われたが今は電鉄球団は阪神のみ。
地域性豊かな各球団のガラの悪いヤジは
今も親父達の酒のアテ(肴)。
上町FABテクニカルセンターの所在地は縄文
時代から存在した上町台地にある大阪市
中央区、大阪城の城下町であり上品な
住宅街の一角に位置する。
住宅街といえども江戸時代には、商工業者が
昭和の時代まで繁盛窮めており今も
その面影が窺える。
「あれ」の監督の実家はFABから北北東に
1kmにあった紙工所。
七粒食べれば必ず勝利すると言うパインアメ
本社は、南に1km、近くには高級食パン発祥
の地「乃がみ」本社がある。そう言えば、
オリックスバッファローズと合併した近鉄本社や
大阪上本町駅は隣近所。
北西に1km歩けば、味覚糖本社もあり、
近くには不動産屋に衣替えしたが
「トキワヤのドロップ」もあった。
良く利用する愛車がピンクのフェラーリである
鉄板焼き屋の大将曰く「この辺は得体の
知れへん金持ちがぎょうさんいる。
医療や寺社関係者も多い。」
大阪万博が開催された1970年に難波まで
延線した近鉄線、それまではこの界隈は
上六と呼ばれ大繁盛していた。
阪神VSオリックスであるが、親戚同士の
戦いでもある。
阪神、元は大阪タイガース、オリックスも阪急が
母体であったが、1988年にオリックスに球団を
売却、オリックスは2004年に近鉄と合併。
これだけで離合集散は終わらない、なんと球団
経営を手離した阪急が2006年、阪神との経営
統合により球団を支配下に置き、再度プロ野
球に参入。岡田監督は阪急側の経営陣が
担ぎ上げたと言われている。
岡田監督は1993年体力の衰えで涙ながらに
阪神を去り、翌年オリックスに入団。1999年に二軍
監督となり、その当時の教え子とも戦っている。
2009年、近鉄大阪難波駅は阪神尼崎まで
相互乗り入れされ、ドーム前から甲子園まで
20分で阪神なんば線で結ばれている。
勝ち負け”そんなの関係ない”である。
両軍が戦っているだけで元気を貰える。
インバウンドもあるが活気あふれる元気な関西
があってこそ日本全体が明るくなる。
明日からの決戦に目が離せない。